共働きが当たり前になってきた今、
「夫婦で協力して子育てする」という言葉もよく聞くようになった。
でも実際はどうだろう。
仕事をして、帰ってきて、
ご飯を作って、子どものことをやって、
寝かしつけて、やっと一日が終わる。
仕事から帰ってきて、一息つく暇もなく、ゆっくりする時間もなく、
気づけば、ほとんどを母親が回している。
そんな感覚を持っている人は、少なくないと思う。
共働き家庭では、
本来どちらか一人がすべてを担うのは難しく、
分担していく必要があると言われている。
それでも現実は、
家事や育児の負担が母親に偏りやすいと言われている。
ここでよくあるのが、
「手伝ってるよ」という言葉。
でも、その“手伝い”の中身を見ると、
どこかズレを感じることがある。
例えば、
頼めばやってくれる。
言えば動いてくれる。
でも、それは
「主体的にやっている」とは少し違う。
結局、全体を考えて動いているのは母親で、
父親はその一部を“手伝っている”状態になっている。
だから、負担が減った気がしない。
そして、もう一つ感じることがある。
それは、
この状況が「仕方ないもの」として
受け入れられていること。
共働きなのに、
なぜか母親の方が多くを担う。
でもそれを疑う空気は、あまりない。
むしろ、
「みんなそうだから」
「仕方ないよね」
で終わってしまうことも多い。
でも、本当にそうなのだろうか。
共働きである以上、
家事も育児も、どちらか一人のものではないはずだ。
それなのに、
母親だけが疲れている状態が続くとしたら、
それは個人の問題ではなく、
構造の問題なのかもしれない。
母親が頑張りすぎているのか。
それとも、そもそもの分担の考え方がズレているのか。
「手伝う」という言葉のままでいいのか。
それとも、「一緒に担う」に変わっていくべきなのか。
共働きなのに母親ばかり大変なのは、
本当に仕方のないことなのだろうか。

