【保育士が解説】1〜2歳児が噛むのはなぜ?|噛みつきの理由と大人の関わり方

保育について

「うちの子、保育園で噛んでしまう…」「噛み癖はいつまで続くの?」

そんな不安を感じていませんか?

現役保育士であり、三姉妹の保育士ママが、

1〜2歳児が噛む理由や

家庭・保育園でできる関わり方をやさしく解説します!!

はじめに

「〇〇さんが保育園でお友達を噛んでしまいました・・・」

先生からそう聞くと、胸がギュッとなりますよね・・・

「どうしてうちの子が…」
「このままずっと噛み続けたらどうしよう。」
「将来、大丈夫なのかな。」

そんな不安を抱える保護者の方は少なくありません。

私も保育士として働いている中で、

何度も保護者の方から相談を受けました。

ですが、最初にお伝えしたいのは、

1〜2歳頃の噛みつきには、その子なりの理由があることが多いということです。

この記事では、保育士の経験をもとに

、噛みつきが起こる理由と、大人ができる関わり方をお伝えします。


1〜2歳児が噛むのは珍しいことではありません

1〜2歳頃は、まだ言葉で自分の気持ちを十分に伝えられない時期です。

「貸して。」
「嫌だった。」
「遊びたかった。」

そんな気持ちがあっても、言葉より先に行動として出てしまうことがあります。

その一つが「噛む」という行動になるんですね。

もちろん噛まれてしまったお友達への配慮は大切ですが、

「噛む=悪い子」ではありません。

まずは、その背景を知ることが大切です。


噛む理由は一つではありません

「どうして噛んじゃうんですか?」

これは保護者の方から本当ーーーによく聞かれる質問でした。。

でも実は、保育士でも

「これが理由です。」

とは言い切れません・・・

同じ子でも、その日によって理由が違うことがあるからです。

例えば…

言葉で伝えられない

まだ言葉が十分ではなく、

「嫌」「貸して」「やめて」が言えず、

とっさに噛んでしまうことがあります。


気持ちをうまくコントロールできない

嬉しい、悔しい、怒った…。

感情が大きく動くと、

自分でも止められなくなることがあり、

「噛む」ことに繋がります。


疲れや眠気がある

お休みの日の次の日、ご飯前、夕方・・・

眠かったり疲れていたりすると、

いつもより感情をコントロールしにくくなります。


お友達との関わりを学んでいる途中

1〜2歳は、人との距離感がまだ分からず、

少しずつ学んでいる時期。

関わり方がわからないまま、「噛む」という行動になってしまうこともあります。


保護者の方から実際に相談されたこと

「うちの子、噛んでばかりで・・・将来大丈夫ですか?」

これは、私が1歳児クラスを担任していた時に相談された話です。

まだ言葉がはっきり出てこない頃に、

とっさに噛むことが増え、私たちも何件も止めていたのですが、

それでも噛み付きが起こり、何日か続いてしまった時。

お母様が心配になり、将来暴力的になってしまったらどうしよう、

と相談を受けました。

この時期にはよくあること、なぜ良くあるのかといったら、

大人のように言葉がスラスラ出ないこと、

自分を守るためにとっさに出てしまうこと、、、

などを伝えていました。

その子は、やはり、言葉を獲得し始めると、

噛む件数はグッと下がり、2歳児クラスに上がってからは

全く噛むことがありませんでした。


家庭でできる関わり方

気持ちを代弁してあげる

「貸してほしかったんだね。」

「嫌だったんだね。」

まだ言葉にならない気持ちを

保護者が言葉にして代わりに伝えてあげることで、

少しずつ言葉で表現する力が育っていきます!


噛んだことだけを叱り続けない

噛んではいけないことは伝えつつ、

「どうしてそうなったのかな。」

という視点も大切です。

行動だけでなく、背景にも目を向けてあげましょう。

また、園で噛んだ話を家に帰ってから叱っても、

事細かく覚えている子どもは多くないと思います。

そこは園の先生にお任せしても良いのではないかな、と思います。


言葉を少しずつ増やしていく

「貸して」

「順番ね」

「嫌な時はやめてって言おうね」

毎日の何気ないやり取りの中で言葉を増やしていくことで、

「この気持ちの時はこうやって言うんだ」と

少しずつ知っていき、

それが噛みつきを減らす一歩になります。


「将来大丈夫ですか?」という質問に伝えたいこと

これは本当によくいただいた質問です。

私がお伝えしていたのは、

「今の噛みつきだけで将来が決まるわけではありません。」

ということ。

もちろん、お子さんによって成長のスピードは違います。

でも、言葉やコミュニケーション能力が育つにつれて、

噛む行動が減っていく子もたくさん見てきました。

一人で抱え込まず、保育園の先生と一緒に見守っていきましょう。

もし頻度が多かったり、家庭でも心配が続く場合は、

園や専門機関に相談しながら様子を見ていくことも大切です。


まとめ

1〜2歳児が噛む理由は、一つではありません。

  • 言葉で伝えられない
  • 感情をコントロールできない
  • 疲れや眠気
  • 人との関わりを学んでいる途中

さまざまな理由が重なって起こることがあります。

だからこそ、「噛む」という行動だけを見るのではなく、

その子の気持ちにも目を向けてあげることが大切です!!

もし今、お子さんの噛みつきに悩んでいるなら、

一人で抱え込まなくて大丈夫。

毎日の関わりの中で、

少しずつ言葉や気持ちの伝え方を覚えながら

成長していく子どもたちを、私もたくさん見てきました!!

焦らず、お子さんの成長を信じて見守っていきましょう!!

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