「さっきまで機嫌が良かったのに急に大暴れ!!」
「ひっくり返って大泣きするけど、どうしたらいいの?」
2歳頃になると、突然激しく泣いたり怒ったりする
「癇癪(かんしゃく)」に悩む保護者の方も多いのではないでしょうか・・・

私自身、3人の子どもを育てる母であり、2歳児クラスの担任を何度もしています。
保育園でも癇癪を起こす子どもは珍しくありません。
実は、大人から見ると突然に見える癇癪にも、子どもなりの理由があります。
今回は2歳児担任経験者の視点から、2歳児が癇癪を起こす理由についてお話します。
2歳児の癇癪は成長の一部
まず知っておいてほしいのは、
癇癪は珍しいことではないんです。。
2歳頃は、
- 自分でやりたい
- 自分で決めたい
- 思い通りにしたい
という気持ちが大きく育つ時期です。
一方で、
- 我慢する力
- 気持ちを整理する力
- 言葉で伝える力
はまだ発達途中。
そのため気持ちがあふれると、泣いたり怒ったりして表現することがあるんです!
理由① 自分の気持ちを言葉で伝えられない
2歳児は言葉が増えてくる時期で、
会話が楽しくなってくる頃ですよね!
ですが、
まだ自分の気持ちを十分に説明できる力は備わっていないんです。

本当は、
「もっと遊びたかった」
「自分でやりたかった」
「悲しかった」
と思っていても、
うまく伝えられず癇癪につながることがあります。
大人から見ると理由がわからなくても、子どもの中ではちゃんと理由があることが多いです。
理由② 気持ちの切り替えが苦手
2歳児は気持ちを切り替える力がまだ十分ではありません。
例えば、
- 公園から帰る
- テレビを終わる
- おもちゃを片付ける
そんな場面で、
「まだやりたい!」
という気持ちが強くなることがあります。
保育園でも活動の切り替えで泣いてしまう子はたくさんいます。
成長とともに少しずつできるようになる部分です。
理由③ 疲れや空腹も影響する
実は、
眠い!!
疲れた!!!
お腹が空いた!!!!

という状態も癇癪のきっかけになります。
大人でも疲れている日はイライラしやすいですよね。
子どもも同じです。
保育園でも、お昼寝前や降園前は気持ちが不安定になる子が増えることがあります。
保育園で見た2歳児の子ども達
今まで穏やかに遊んでいたのに、
急に号泣しだす子ども、
ご機嫌に給食を食べていたのに、
涙を流して怒りだす子ども、
色々いましたが、
中でも大変だったのが、
思い通りにいかない時に、
後ろにひっくり返って怒りだす子どもでした。

後ろに急にひっくり返るから、
後頭部をぶつけることもあり、
いつもヒヤヒヤしていたのを覚えています。
癇癪が起きた時に大切なこと
癇癪が始まると、
すぐに泣き止ませたくなりますよね。
でも気持ちが大きくあふれている時は、
言葉が届きにくいことがあります。
そんな時は、
まず安全を確保しながら見守ることも大切です。

落ち着いてきたら、
「悔しかったね」
「まだ遊びたかったね」
と気持ちを言葉にしてあげると安心することがあります。
保育士として伝えたいこと
保育園でたくさんの2歳児を見ていますが、
癇癪を起こす子は本当にたくさんいます。

そして多くの場合、
成長とともに少しずつ落ち着いていきます。
今は大変かもしれません。
でも、
「この子は成長している途中なんだ」
と思えると少し気持ちが楽になるかもしれません。
まとめ
2歳児が癇癪を起こす理由には、
- 言葉で気持ちを伝えられない
- 気持ちの切り替えが苦手
- 疲れや空腹が影響している
などがあります。
癇癪は親を困らせるためではなく、成長の途中で見られる姿のひとつです。
毎日向き合うのは本当に大変ですが、少しずつできることが増え、少しずつ落ち着いていきます。
今まさに悩んでいる方に、
「うちの子だけじゃないんだ・・・!!!!」
と思ってもらえたらうれしいです♪
🔗内部リンク
・2歳児が言うことを聞かないのはなぜ?の話

・2歳児はなぜ同じことを何度も繰り返すの?の話
・イヤイヤ期にやってよかった声かけ5選


