保育士でも子育ては思い通りになんかいかない|現役保育士の子育て中の本音

家庭について

「保育士さんがお母さんなら安心よね!」

「おうちでも穏やかに過ごしてるんでしょう?」

「保育士って子育ても上手でしょ?」

・・・全て今まで言われてきた事があるセリフです。

実際はどうかというと、

「早くしてよ!!」

「もう同じ事何回言った??」

と余裕が無い日がたーーーーくさん。

保育園で仕事として子どもと関わる分には、

穏やかにいられるのに、

どうして我が子には穏やかにいられないんだろう。。

なんだか申し訳なくなる日々です。

今日は、現役保育士であり、三姉妹の母でもある私の本音を

書いてみようと思います。

保育園ではできるのに家ではできない理由

なぜ同じく穏やかにできないのか考えてみたのですが、

まず、決定的に違う事が多々あります。

①仕事である

保育園で働く事は仕事です。

頑張った分、お給料としてお金もいただいています。

社会人としての責任ももちろんある。

頑張りを見ていて評価につなげてくれる。

家でいくら頑張ったとしても、お金はもらえません。

②24時間勤務

仕事として子どもと関わっているのは1日の中のほんの数時間。

休憩だってあります。

母親は24時間いつでも母親。

子どもが小さいほど、夜間対応だってあります。

その上、休憩などありません。

③ワンオペ

保育はチームで行うことも多いです。

特に未満児クラスは、クラスに先生が何人かいますよね。

その先生たちと連携をとり、相談しながら

どうやって関わっていくのかみんなで決める事ができます。

家庭は違う。

今は協力的な父親も多いが、

それでもやっぱり、

母親がワンオペで全てこなしているところも多いはず。

④やる事が多い

勤務中もたくさんの仕事がありますが、

みんなで分担できます。

家庭では、家事も掃除もしながら

子どもの相手になり、習い事の送り迎え、

園や学校のスケジュール把握、買い物にもいかないといけません。

単純にやる事が多いです。

我が子だからこそ感情が動く

保育園でケンカなどがあっても、

冷静に双方から話を聞いて「欲しかったね」「嫌だったね」

など、共感の言葉も出てくるんです。

それが家庭だと全く違う。

感情がつい出てしまうんですね。

朝毎日同じことを言っても同じ忘れ物をする、

いつでもどこでも始まる姉妹喧嘩、

好き嫌いが多く食べ終わるまでものすごい時間がかかる、、

などなど、日々色んな事が重なったり、

いくら同じことを言っても改善されない時に、

感情が先に出てしまう事はほんっっっっっとうによくあります!!!

冷静に共感なんてしていたら、

時間がいくらあっても足りない・・・。

これは、我が子でしかもマルチタスク中の母親業ならではだと思うんです。

経験談:壮絶姉妹喧嘩に母怒り狂う

あれはまだ一番下が産まれていない時。

上二人は歳も近いため、よく姉妹で喧嘩をしています。

大抵は、おもちゃの取り合いか、

順番(どちらが先に玄関で靴履くか、とかくだらないやつです・・・)、

ふざけ倒した上で喧嘩に発展、などが原因でした。

この日も、二人でふざけて遊んでいたのです。

「ふざけてたらまた喧嘩になるからもうやめな」

とまず一言入れたのですが、、

やはりふざけがエスカレートして、妹が姉をキック。。

キックされた姉は当然怒ります。

パンチの報復です。

そこから取っ組み合いの喧嘩になるまで、数秒のこと。

「いいから黙って離れて!!!!」

と私の怒りが雷のように落ちました!!!

雷が落ちると今度は二人とも泣き叫びます。。

それでも怒りが収まらない私は、

「二人ともそんなに手が出るなら、もう一緒に遊ばないで!!!」

とガチギレを追加。。

二人を別部屋に連れてって、自分も子どもたちも落ち着くのを

ただ黙って待ちました。。

余裕など微塵もありません。

保育士だからこそ気付けたこと

姉妹喧嘩から、

「なんでこんなに家では優しくできないんだろう」と

落ち込みました。

でも、やはり比べる事がそもそも違うんだと気付いたんです。

保育士の仕事は、

  • 頑張った分を誰かが認めてくれる
  • チーム制である
  • 勤務時間が決まっている
  • 家事はしない

これなんです。

保育士だから子育ても上手い、という

世間の思い込みこそ間違っていると感じました。

家庭ではマルチタスク。

やらなきゃいけない事が多すぎます。

その中で感情が先に動いてしまうことって

あるんじゃ無いかなと思います。

保護者の皆さんへ伝えたい事

保育士の子育てだってこんなに感情的になります。

と、言ってしまうのはなんだか申し訳ない気もしますが、

子どもの発達や健康、好きな遊びや絵本などを勉強してきた

保育士でさえ、マルチタスクの家庭の中で

感情が先に動いてしまうのです。。

よく、保護者の方に

「お母さん毎日頑張っていますね」と声をかける事があります。

同じ同志として、心からの言葉です!!!

あなたは本当に頑張っています!!

完璧なお母さんじゃなくても、

大好きな安心できるお母さんでいる事が

子どもにとって最重要ではないでしょうか?!

毎日本当にお疲れ様です、私たち!!!

まとめ

保育士でも、子育てなんか思い通りにいきません!!

だからこそ、

子どもが泣いてしまう朝も、

イヤイヤ期に疲れた日も、

「大丈夫ですよ!!」

と心の底から伝えたいと思っています。

子育てには正解なんてありません!!

いつでも完璧なお母さんより、

今日も子どもの隣にいるお母さんが

私は一番素敵だと思います💓

私たち、頑張っていますよ!!!!

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