保育園で泣く子への保育士の対応|現役保育士が実践している安心できる関わり方

保育について

「毎朝、保育園で大泣きしてしまう我が子…。」

そんな姿を見送るたびに、

「園では先生はどうやって対応してくれているんだろう?」

「ずっと泣いていたら先生に迷惑をかけてしまうのでは…。」

と心配になる保護者の方は少なくありません。

私自身、3人の子どもを育てる母であり、

2歳児クラスを何度も担当しています。

保育士として多くの子どもたちと関わる中で感じるのは、

泣くことは決して悪いことではないということです!!

保育士は「泣かせないこと」を目標にしているのではなく、

子どもが安心して過ごせるようになることを大切にしています。

今回は、保育園で泣く子に対して、

保育士がどのようなことを意識して関わっているのかをご紹介します。


保育園で泣くのは成長の過程

保育園で泣く子を見ると、

「うちの子だけなのかな?」

と思ってしまいますよね。

でも実際は、

  • 新入園児
  • 進級したばかり
  • 長期休み明け
  • 環境の変化があったとき

など、多くの子どもが涙を見せます!

保育士にとっては、毎年見られる自然な姿です。

まずは「泣いている=悪いこと」ではないと知っていただけたらと思います。


保育士が最初に大切にすること

子どもが泣いていると、

すぐに遊ばせよう!

笑わせよう!

と思われるかもしれません。

でも実際は違います。

まず大切なのは、

「泣きたい気持ち」を受け止めること

「ママがよかったよね!」

「寂しかったよね。」

そんな言葉を掛けながら、

安心できるよう抱っこしたり、そばに寄り添ったりします。

子どもは、

「気持ちを分かってもらえた・・・!」

と感じることで、少しずつ安心していきます。


無理に泣き止ませようとはしません

保護者の方から

「早く泣き止ませなくて大丈夫なんですか?」

と聞かれることがあります。

でも、泣くことは子どもなりの気持ちの表現です。

無理に

「泣かないよ!」

と言ってしまうと、

「泣いちゃいけないんだ・・・」

と感じてしまうこともあります。

だから保育士は、

子どもの気持ちが落ち着くまで待つ時間も大切にしています!


子どもが安心できる環境を作る

子どもによって安心できるものは違います。

例えば、

  • 大好きな先生に抱っこしてもらう
  • 好きなおもちゃで遊ぶ
  • 絵本を見る
  • 窓から外を見る
  • お友達の遊ぶ様子を見る

など、

一人ひとりに合わせた関わりを考えています。

「この子はこれをすると安心できる。」

そんな積み重ねが信頼関係につながっていきます。


体験談:ルーティーンができた子ども

途中入園で2歳児クラスに来てくれた男の子。

最初は泣かなかったのですが、2日経ったくらいから

朝の登園時に涙を流すことが増えました。

保育園は、お母さんと離れる場所なんだと気が付いた様子。

そこで、お母さんとバイバイした後、

廊下につながるお部屋の窓から、

お母さんにバイバイしてタッチすることを毎日のルーティーンにしました。

初めはタッチした後も泣いていたのですが、

少しずつそのルーティーンで気持ちを切り替えるようになりました!

タッチしてバイバイすることで、

その子の中で、「園モード」に切り替わっていたようです!


保護者との連携も大切にしています

保育士は子どもだけでなく、保護者への声かけも大切にしています。

例えば、

「今日は朝のおやつの頃には笑顔で遊べていましたよ!!」

「お友達と一緒にブロックで遊んでいました!!」

など、

園での様子を具体的にお伝えするようにしています。

朝の涙しか見ていない保護者にとって、

園で笑顔で過ごしている様子を知ることは、大きな安心につながります。


保護者にお願いしたいこと

確かに、園の中の過ごし方は見えません。

心配になるのも、重々承知です。

その上で、保護者の方にお願いしたいことがあります。

「泣いても大丈夫」と思ってください

毎朝泣かれると、

「今日は休ませた方がいいのかな・・・」

と思うこともあるかもしれません。

でも、少しずつ園で安心できる時間を積み重ねることで、

子どもは環境に慣れていきます。

保育士も一緒に支えています。

一人で抱え込まないでくださいね!!


お別れは笑顔で

保護者が不安そうな表情をすると、

その気持ちは子どもにも伝わってしまうんです・・・

もちろん無理に笑う必要はありません。

でも、

「いってくるね!!」

「必ずお迎えに来るからね!!」

と短く伝えることで、子どもも気持ちを切り替えやすくなります。


FAQ

Q. 保育園で毎日泣いていても大丈夫ですか?

はい、全然大丈夫です!!

子どもによって慣れるまでの期間は違います。

保育士は一人ひとりのペースに合わせて関わっていますよ!


Q. 泣いていると保育士の迷惑になりませんか?

そんなことはありません!!

保育士は子どもの気持ちに寄り添いながら関わることも大切な仕事です。

「迷惑をかけている」と思うこと自体、無くていい感情です!


Q. 保護者は何をすればいいですか?

園と家庭で情報を共有しながら、

お子さんを温かく見守ることが一番大切です!!

不安なことがあれば、遠慮せず担任へ相談してみましょう!!


保育士として伝えたいこと

毎朝泣いている子どもを見送る保護者の気持ちは、

本当によーーーーく分かります!!

私も母として、子どもを送り出すときに

胸が締め付けられた経験が何度もあります・・・

でも保育士として見ていると、

子どもたちは少しずつ自分なりの、

安心できる場所や、ことを見つけていきます。

昨日は泣きながら抱っこだった子が、

今日は自分で靴を脱げた!!

来週には先生に「おはよう」と言えた!!

そんな小さな成長を、私たちは毎日見守っているんです!!

いきなり大きな成長は見えないかもしれない。

子どもは自分の力で、一歩ずつ前へ進んでいます。

だから、どうか焦らず、お子さんのペースを信じてあげてくださいね!!


まとめ

保育園で泣く子への対応で、保育士が大切にしていることは、

  • 泣く気持ちを受け止める
  • 無理に泣き止ませようとしない
  • 一人ひとりに合った安心できる関わりを見つける
  • 保護者と園で情報を共有する

という4つです。

朝の涙を見ると、不安になるのは当然です!

でも、その涙の先には、

少しずつ保育園を安心できる場所にしていく子どもの姿があります!

保護者と保育士が一緒に子どもの成長を見守ることで、

その一歩はもっと心強いものになるでしょう!!


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